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「甲」と「乙」の使い方

たとえば当事務所が契約者の「杉本行政書士法務事務所」で契約書を作る場合、
本文中に出てくる「杉本行政書士法務事務所」を毎回記載するのは
文章が長くなりますし、正直読んでいてうっとうしいですよね。

そんな場合に「甲は誰々」「乙は誰々」と事前に決めてしまえば、
それ以降の文章がとてもスリムになります。

で、そこで気になるのが「どちらを甲にするのか」ということです。

こだわりのない方だと「どっちでもいいよ」と言ってくださるのですが、
やはり「甲」の方が立場が上なような気がするのでしょうか、
「当社が甲で!」と言い張る方もいらっしゃいます。

記名押印する際も、甲のほうが上になりますしね。

これに関しては、ホントにどちらにしても効力に問題はないんですが、
「ドラフト(原案)を作成するほうが「甲」になる」
パターンが多いです。

もちろん、その場合でもあえて「乙」にするときもありますし、
一概にどちらが良いとは言えません。

ケースバイケースなのです。


次に、契約書のどの時点で甲と乙を定義するかということですが、
契約書の前文で定義してもいいし、
条文を設けて規定してしまうのもありです。

これも、ケースバイケースとなります。


ところで、必ず「甲乙」を決めなければならないというわけではありません。
一度試しに、「甲乙」を決めない契約書を作ってみてはどうでしょうか。
読んでいてイライラするかもしれませんよ(笑

 

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