著作権関連・ネットビジネスを中心とした契約書や利用規約など各種契約書の作成・相談、リスク回避に関するコンサルティング-大阪・天神橋筋商店街すぐのスギモト行政書士法務事務所
契約というのは口約束でも成立します。
なので、契約書が無くてもいい取引が継続できるなら、契約書なんていらないのです。
だったら、なぜみんな「しっかりとした契約書にすることが大切だ」と言うのでしょう?
それには主に次の理由があります。
では、もし契約書がなかった場合は・・・
いったい何のための契約なのでしょう?
たとえば、一方が譲渡契約だと思い込み、
もう一方はライセンス契約だと思い込んでいた場合、
契約条件は全く違うものになってきます。
これは間違いなくトラブルの元です。
誰と契約を結んだのでしょう?
担当者が変わって
「そんな条件になっていたなんて私は知らない」
なんてことを言われたり、
そもそも契約の相手方に、契約を締結する権限があることをどこで確認するのでしょうか?
これもどちらかが折れない限り、トラブルになることは避けられないでしょう。
ここまでくると、もはや契約があったのかどうかすら疑わしいと見られても仕方がありません。
一方は「こういう内容の契約だったはずだ」となり、
もう一方は「知らない」「わからない」のオンパレードになって、
トラブルにならないほうが不思議な状況です。
どういう条件での「譲渡」「ライセンス」などになるのか、
そしてその対価はどれくらいなのか・・・。
客観的に見てこれがわからないようであれば、
もうどうしようもないのではないでしょうか。
訴訟をするための体力と、その費用の工面がこれからの課題になってくるでしょう。
契約があったことを証明するのは簡単ではないので、
「当方はこういう契約を結んだのだ」と全く内容の異なることを言われたり、
「そもそも契約はしていない」などと言われたりでもしたら、
その契約のために準備していたことが全てパーになる恐れもあります。
また、契約があったことを争うために裁判をするとなればよけいな費用がかかるのはもちろん、時間もかかるためにその間のビジネスがストップしてしまうかもしれません。
それでも「これが証拠だ!」と言えるものがないため裁判に勝てるとは限りませんし・・・
・・・このように契約書が無いことで得なことは何一つありません。
「契約書があるということはごく普通のことであって、無いことのほうがおかしい」
という考え方でいれば、契約書に対する抵抗感はなくなるでしょう。